2007年09月22日
まだまだ根強く残っていた、人種差別!!
20日、アメリカルイジアナ(Louisiana)州Jenaで人種差別に対する大規模な抗議デモが行われ、数千人が街を行進しました。
事の発端となったのは、Jenaの高校で起きた暴力事件。
白人学生1人に暴力を振るった黒人学生のグループに重刑が科されたのです。
人種間の緊張が最初に高まったのは、1人の黒人学生が人種を区別する目に見えない線を超えて、校庭の「白人専用」の木の下に座ろうとしたことでした。
翌朝、その黒人学生は縄で縛られその木につるされたそうです。
木につるした白人学生3人は退学にも至らず。
白人学生に対し、暴力を振るった黒人学生6人は殺人未遂で起訴。
これが差別でなくてなんだというのでしょう。
「Jenaの6人」と呼ばれるようになった黒人学生6人への殺人未遂容疑は最終的には引き下げられましたが、6人は依然として過酷な罰に直面することになっています。
暴力はもちろん肯定しません。
しかし黒人であるというそれだけの理由でありえないほどの厳罰が下る。
白人であるというそれだけの理由で無罪放免になる。
こんなことが当然のように行われているアメリカで、抗議デモが勃発するのはうなずけます。
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は同日、この一連の事件について、「ルイジアナでの出来事を遺憾に思う。感情は理解できる」と同情を示す一方、「司法省および連邦捜査局(FBI)が現地の状況を調査している。裁判の際は、アメリカ国民すべてが公正であってほしいと望んでいる」と述べました。
また、共和党は人種問題では「実績がある」と強調しています。
一方、黒人であるアメリカ民主党の次期大統領有力候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は声明で、今回の抗議デモを好機として変化を訴えかけ、「21世紀になっても校庭の木につるされ、若者が公正・平等に扱われないということは、もはやJenaの町の人々またはアフリカ系米国人に対する攻撃ではなく、米国民としてわたしたちが掲げている理想に対する攻撃だ」と主張しました。
長い歴史の中で、白人・黒人それぞれの生活がありました。
その習慣を変えていくというのは難しいことなのかもしれませんが、肌の色にかかわらずみんなが公正であってほしいと私も望みます。
次期大統領の有力候補が黒人のバラク・オバマ上院議員ということで、ぜひとも彼にトップにたってもらい、従来のアメリカの差別気質を正していってほしいと思います。
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