2007年10月31日
北朝鮮の収容所の実態が明かされる
北朝鮮の収容所で生まれ、鉄条網の中で22年間を過ごし、その後、韓国に脱出。
申東革(シン・ドンヒョク、Shin Dong-Hyuk)さん(24)が、収容所生活をつづった自伝『Escape to the Outside World(外界への脱出)』を発表しました。
平壌(Pyongan)南部の第14号収容所で申さんは、14歳のときに母親と兄弟を目の前で処刑されたそうです。
そこでの生活は、過酷な労働、殴打、拷問の繰り返しだったようです。
つらい少年時代について、申さんは不満はなかったそうです。
そんな世界のみで生きてきたため、それが普通だと勘違いしてしまったのでしょう。
申さんには、模範囚として結婚を認められること、作業チームのリーダーになることだけが望みだったといいます。
しかし、ある日収容所の仲間から外の世界について聞かされて目が覚めました。
2005年1月2日、収容所を囲むフェンスのそばでまきを集めている最中に、すきをみて鉄条鋼を上り、死に物狂いで逃げました。
韓国に逃げ、そこで暮らす子どもたちと収容所の子どもたちの生活の差を目の当たりにし、今回の執筆に至ったそうです。
現在北朝鮮の収容所には15〜20万人が収容されています。
今回の著書が、今なお収容生活に苦しむ人々を解放するきっかけとなるといいのですが。
▼北朝鮮について
▼収容所について
▼平壌について
▼模範囚について
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